この日の美瑛ラストを飾った,白ひげの滝。
全く予想もしていないところから,この旅の個人的ベストが出ました。
72mm F7.1 1/40s ISO100 |
三脚を構えてまずはフレーミングです。
滝自体に水量があるわけではなく,また流れが分散していたため,
全体を収めようとするとどうしても迫力がでませんでした。
そこで,思い切って滝つぼ周辺と川の流れを意識した構図に切り替えました。
次はシャッタースピードです。
滝や川というと,どうしても長秒露光で水の流れを表現したくなります。
実際僕も最初は露光時間を長くするため,絞りをできるだけ絞り,かつISOを減感して,
1秒前後の露光時間でシャッターを切っていました。(そのVer.もFlickrにUPしてます)
でも,なかなかイメージした迫力のある画とは遠く,ちょっとずつ露光時間を短く変えながらイメージを探りました。
最終的に,滝の一滴一滴が分離する手前の1/40秒で納得の画が得られました。
最後は露出です。
こちらも青い池と同じく,画に説得力を持たせたかったので,カメラの出た目から-1.3EVほど補正しています。
とまぁツラツラとそれっぽく説明してみましたが,90%の偶然が生み出した写真です。
コンスタントにこういった写真が撮れるようになると,もっと写真が楽しくなるんだろうなと思います。
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